フットサルを通じて、
一人ひとりが尊重される社会の実現を。
ソーシャルフットボールとは「精神障害者を中心に据え、フットボールを通じて共生社会を実現しようとする取り組み」です。ローマ発祥の Calciosociale(英訳:Socialfootball)に由来します。
ローマ南西部に位置する Corviale地区は巨大集合住宅 Serpentoneで知られ、かつては貧困・暴力・犯罪・薬物依存・住民の孤立といった社会課題を抱える地域でした。これに対し、誰も排除されることなく、一人ひとりが尊重され、サッカーを通じて社会連帯をめざす取り組みとして生まれたのが Calciosocialeです(2005年)。
精神科におけるフットサルは、日本では大阪が発祥の地です。
岡村団長が率いる大阪の選手団がローマに赴いた際に Calciosocialeの存在を知り(2011年)、遠征に帯同した井上と田中によって日本に紹介されました(2012年)。翌年、国内の取りまとめ団体を発足するにあたり、イタリアに敬意を表して「ソーシャルフットボール協会」と名付けられました。
主たる対象が精神障害者か否かという点で、日本とイタリアのソーシャルフットボールに違いはあるものの、PSACでは双方の理念を大事にしながら活動を行っています。
Inclusive Daily Activities
日々の活動

札幌では月に5回程度で開催されている活動は、初心者や体力に自信のない方向けの活動もあれば、ゲーム形式で楽しめる活動など様々な目的で行われています。
札幌に限らず、北海道内の各地域のチームで主催している活動もあります。
活動内容
IF League
IFリーグ
IFリーグ(アイエフリーグ)とは、Ishikane Friendly Leagueの略で、精神障害・精神疾患のあるプレイヤー相互の交流と競技性を両立させたフットサルリーグです。チームでの参加が原則となります。
活動内容
開催日 | 毎月第3木曜日 |
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会 場 | フットサルスタジアム 蹴 |

Tournaments
北海道4大カップ

各季節ごとに開催される北海道内の大会は、年に4回開催しています。現在は札幌・十勝・共和町の3地域で行われ、道内各地からチームが集合し競い合います。
大会紹介
Liberdade Hokkaido
リベルダージ北海道
「リベルダージ北海道」は、精神障害者で構成される北海道代表チームの愛称です。
道外で開催される大会にチャレンジするために編成される、期間限定のチームです。2012年に発足し、現在はフットサルがメインです。
主な活動
2024年11月 | 神奈川開催「横浜FCヨコハマぽるとカップ2024」3位 |
2023年9月 | 大阪開催「第16回ガンバ大阪スカンビオカップ」3位 |
2019年9月 | 大阪開催「第3回ソーシャルフットボール全国大会」3位 |
